ベランダ(バルコニー)の屋根の後付けリフォーム
更新日:2020.09.05
カテゴリー:コラム
ご自宅のベランダやバルコニーに屋根を付けたいと考えたとき、
不安になるのはメンテナンスや日当たりが悪くなってしまう
かもしれない点ですよね。そこで今回は、ベランダの屋根の
必要性や注意点、取り付け・修理の際にかかる注意点について
ご紹介します。
1.ベランダ(バルコニー)屋根の種類
【アール型(R型)】
屋根の前枠部分が丸いアール形状の「アール型(R型)」は、雨が吹き込んでくる
のを防ぎ、雪が降ったときに雪が下に滑り落ちやすいというメリットがあります。
【フラット型(F型)】
屋根がまっすぐな形状の「フラット型(F型)」は、スタイリッシュな見た目に
なるため、デザイン重視の方に人気があります。アール型(R型)のように前枠が
下がっていないため、開放感があるのも特長です。しかし、ベランダの洗濯物を
急な雨から守る能力には欠けてしまうというデメリットもあります。
【その他】
・たまに使いたいならオーニングでもOK
屋根がたまに欲しい程度であれば、必要な時だけ開閉できるオーニングを設置
するのも得策です。日射しが強い夏場だけ屋根があると便利、と思うよう
でしたら、オーニングを検討してみてはいかがでしょうか。
・洗濯物が気になるならサンルームも◎
洗濯物を干すスペースの確保を重視したいなら、サンルームを増設する、と
いった方法もあります。最近では、あまり使用していないベランダを思い切って
サンルームにリフォームするご家庭も増えています。ただし、サンルームを
つくるときに増築扱いになった場合は固定資産税がかかるので、確認が必要です。
2.ベランダ屋根が必要な方角・不要な方角
ベランダ・バルコニーに屋根を付けた方が良いかどうかは、ベランダがある
方角や日当たり具合を基準に考えます。
【南や南東向きならおススメ】
南や南東側にベランダ・バルコニーがある場合や、日射しが強く入り、部屋が
暑くなるようであれば、屋根を付けるメリットがあります。なお、屋根を付けた
直後は室内が暗く感じるようになるかもしれませんが、遮熱対策を真剣に考えて
いる方には、ベランダに屋根を付けるのは有効な方法です。
【北や北西向きでは不向き】
北や北西側にあるベランダには、屋根を付けるのは避けた方が良いかもしれません。
日当たりが非常に悪くなってしまうため、秋や春でも室内が冷えやすくなり、
暖房費が高額になってしまいます。
3.ベランダに屋根を取り付ける際の注意点
【サイズと角度に配慮する】
屋根のサイズは、物干しざおとの距離が重要です。屋根の軒先が、洗濯物を干す
位置から30~50cm向こう側に来るように取り付けるのが理想です。屋根の角度に
ついては、勾配が急だと風の影響を受けやすくなってしまい、逆に傾斜が緩いと
屋根にゴミが溜まるため定期的に掃除をする必要が出てきます。強風が吹き
やすい場所や、雨が降りやすい地域、日当たりが良い・悪いなどの環境次第で、
適切な屋根の角度は異なります。
【雨音は防げないので注意】
ベランダ屋根の最たるデメリットは、大雨時の音を防げないということです。
豪雨の際はうるさくて眠れなくなってしまうので、寝室が隣接するベランダには
屋根は付けない方が無難です。また、屋根の立て付けが悪くなってくると風の
影響を受けて音を立てるため、定期的なメンテナンスが必要になることも考慮
してくださいね。
より使いやすく快適な家にするために、ベランダやバルコニーに屋根を付ける
べきかどうかは、1年間の日当たり具合をしっかり考えてから判断するように
しましょう。
かもしれない点ですよね。そこで今回は、ベランダの屋根の
必要性や注意点、取り付け・修理の際にかかる注意点について
ご紹介します。
1.ベランダ(バルコニー)屋根の種類
【アール型(R型)】
屋根の前枠部分が丸いアール形状の「アール型(R型)」は、雨が吹き込んでくる
のを防ぎ、雪が降ったときに雪が下に滑り落ちやすいというメリットがあります。
【フラット型(F型)】
屋根がまっすぐな形状の「フラット型(F型)」は、スタイリッシュな見た目に
なるため、デザイン重視の方に人気があります。アール型(R型)のように前枠が
下がっていないため、開放感があるのも特長です。しかし、ベランダの洗濯物を
急な雨から守る能力には欠けてしまうというデメリットもあります。
【その他】
・たまに使いたいならオーニングでもOK
屋根がたまに欲しい程度であれば、必要な時だけ開閉できるオーニングを設置
するのも得策です。日射しが強い夏場だけ屋根があると便利、と思うよう
でしたら、オーニングを検討してみてはいかがでしょうか。
・洗濯物が気になるならサンルームも◎
洗濯物を干すスペースの確保を重視したいなら、サンルームを増設する、と
いった方法もあります。最近では、あまり使用していないベランダを思い切って
サンルームにリフォームするご家庭も増えています。ただし、サンルームを
つくるときに増築扱いになった場合は固定資産税がかかるので、確認が必要です。
2.ベランダ屋根が必要な方角・不要な方角
ベランダ・バルコニーに屋根を付けた方が良いかどうかは、ベランダがある
方角や日当たり具合を基準に考えます。
【南や南東向きならおススメ】
南や南東側にベランダ・バルコニーがある場合や、日射しが強く入り、部屋が
暑くなるようであれば、屋根を付けるメリットがあります。なお、屋根を付けた
直後は室内が暗く感じるようになるかもしれませんが、遮熱対策を真剣に考えて
いる方には、ベランダに屋根を付けるのは有効な方法です。
【北や北西向きでは不向き】
北や北西側にあるベランダには、屋根を付けるのは避けた方が良いかもしれません。
日当たりが非常に悪くなってしまうため、秋や春でも室内が冷えやすくなり、
暖房費が高額になってしまいます。
3.ベランダに屋根を取り付ける際の注意点
【サイズと角度に配慮する】
屋根のサイズは、物干しざおとの距離が重要です。屋根の軒先が、洗濯物を干す
位置から30~50cm向こう側に来るように取り付けるのが理想です。屋根の角度に
ついては、勾配が急だと風の影響を受けやすくなってしまい、逆に傾斜が緩いと
屋根にゴミが溜まるため定期的に掃除をする必要が出てきます。強風が吹き
やすい場所や、雨が降りやすい地域、日当たりが良い・悪いなどの環境次第で、
適切な屋根の角度は異なります。
【雨音は防げないので注意】
ベランダ屋根の最たるデメリットは、大雨時の音を防げないということです。
豪雨の際はうるさくて眠れなくなってしまうので、寝室が隣接するベランダには
屋根は付けない方が無難です。また、屋根の立て付けが悪くなってくると風の
影響を受けて音を立てるため、定期的なメンテナンスが必要になることも考慮
してくださいね。
より使いやすく快適な家にするために、ベランダやバルコニーに屋根を付ける
べきかどうかは、1年間の日当たり具合をしっかり考えてから判断するように
しましょう。
ご紹介します。
1.ベランダ(バルコニー)屋根の種類
【アール型(R型)】屋根の前枠部分が丸いアール形状の「アール型(R型)」は、雨が吹き込んでくる
のを防ぎ、雪が降ったときに雪が下に滑り落ちやすいというメリットがあります。
【フラット型(F型)】
屋根がまっすぐな形状の「フラット型(F型)」は、スタイリッシュな見た目に
なるため、デザイン重視の方に人気があります。アール型(R型)のように前枠が
下がっていないため、開放感があるのも特長です。しかし、ベランダの洗濯物を
急な雨から守る能力には欠けてしまうというデメリットもあります。
【その他】
・たまに使いたいならオーニングでもOK
屋根がたまに欲しい程度であれば、必要な時だけ開閉できるオーニングを設置
するのも得策です。日射しが強い夏場だけ屋根があると便利、と思うよう
でしたら、オーニングを検討してみてはいかがでしょうか。
・洗濯物が気になるならサンルームも◎
洗濯物を干すスペースの確保を重視したいなら、サンルームを増設する、と
いった方法もあります。最近では、あまり使用していないベランダを思い切って
サンルームにリフォームするご家庭も増えています。ただし、サンルームを
つくるときに増築扱いになった場合は固定資産税がかかるので、確認が必要です。
2.ベランダ屋根が必要な方角・不要な方角
ベランダ・バルコニーに屋根を付けた方が良いかどうかは、ベランダがある方角や日当たり具合を基準に考えます。
【南や南東向きならおススメ】
南や南東側にベランダ・バルコニーがある場合や、日射しが強く入り、部屋が
暑くなるようであれば、屋根を付けるメリットがあります。なお、屋根を付けた
直後は室内が暗く感じるようになるかもしれませんが、遮熱対策を真剣に考えて
いる方には、ベランダに屋根を付けるのは有効な方法です。
【北や北西向きでは不向き】
北や北西側にあるベランダには、屋根を付けるのは避けた方が良いかもしれません。
日当たりが非常に悪くなってしまうため、秋や春でも室内が冷えやすくなり、
暖房費が高額になってしまいます。
3.ベランダに屋根を取り付ける際の注意点
【サイズと角度に配慮する】屋根のサイズは、物干しざおとの距離が重要です。屋根の軒先が、洗濯物を干す
位置から30~50cm向こう側に来るように取り付けるのが理想です。屋根の角度に
ついては、勾配が急だと風の影響を受けやすくなってしまい、逆に傾斜が緩いと
屋根にゴミが溜まるため定期的に掃除をする必要が出てきます。強風が吹き
やすい場所や、雨が降りやすい地域、日当たりが良い・悪いなどの環境次第で、
適切な屋根の角度は異なります。
【雨音は防げないので注意】
ベランダ屋根の最たるデメリットは、大雨時の音を防げないということです。
豪雨の際はうるさくて眠れなくなってしまうので、寝室が隣接するベランダには
屋根は付けない方が無難です。また、屋根の立て付けが悪くなってくると風の
影響を受けて音を立てるため、定期的なメンテナンスが必要になることも考慮
してくださいね。
より使いやすく快適な家にするために、ベランダやバルコニーに屋根を付ける
べきかどうかは、1年間の日当たり具合をしっかり考えてから判断するように
しましょう。