築年別!お家のメンテナンス計画【part1】

更新日:2020.07.31
カテゴリー:コラム

 

このページでは一軒家にお住まいの方のためにおうちのライフサイクルを通した

修繕・リフォーム計画をまとめています。各作業においてプロに頼んだ場合と

DIYの場合の価格相場の比較などもご案内しています。

 

 

毎5年で行うメンテナンス

・シロアリ対策
費用目安:6~20万円
見えない部分なだけに軽視しがちだけれども欠かしたくないのが防蟻処理。樹木や落ち葉などの植物遺体を好んで食べるシロアリにとって
木造住宅はご馳走の山、断熱材などが食い荒されることもあります。駆除にはそれなりに金額がかかるものの、処理を怠ると構造まで
被害が進んでおうちの安全性を脅かしたりその構造の修繕のために何百万円もの費用がかさむ場合もあるので、定期的に処理を
行うようにしたいものです。
シロアリ駆除の目安
床下面積50㎡:部分処置60,000円~、全面処理(標準)100,000円~
床下面積100㎡:部分処置120,000円~、全面処理(標準)200,000円~
シロアリ対策にかかる金額の相場を表で示しています。費用は床下の平米に比例して課金される形が多く、相場は2,000円/㎡程度です。
築年数が経っており駆除に手間がかかる場合や天然の薬剤を使ったりといった場合はオプションで平米あたり数百円加算されることも
あります。木造の場合は床下の全面処理が基本で、5年間有効な薬剤を散布することで敷地内でのシロアリの発生自体を防止します。
業者を探す際には保険として5年以内にシロアリ被害に遭った場合のアフターサービスの有無なども確認することをおすすめします。
コンクリート基礎の木造住宅の場合でも同様に5年ごとのシロアリ対策が理想的です。コンクリートを食べることほとんどないとはいえ、
亀裂から入り込んだりコンクリートをかみ砕いて木材部分にまで上がってきたりといった例は非常に多いようです。
最後にコンクリート造の場合はどうでしょうか。構造部分にシロアリが好んで食べる木材などが使われていないのであれば、
お家の安全性を脅かすほどの被害にはなりにくいでしょうが、先ほどもご案内したように小規模ではあれコンクリートへの被害も
確認されており、コンクリートを破って家の中に入り、家具や食材を食い荒らすといったこともあるようです。5年ごとの薬剤散布までは
必要ないかもしれませんが、壁や床下などの地面に面した部分に蟻道を見つけたり、家の中でシロアリ、羽アリを発見した場合などは
業者に点検してもらったり部分処理などで適宜対応するのが良策と言えます。
・床(畳・フローリング)のメンテナンス
費用目安:2~5万円(部屋数による)
DIY:3,000円~(フローリング簡易修復)
畳は表替えもしくは畳表の裏返しを行うと風合いを保つことができます。またフローリングは古くなってささくれが出てくると
足の裏を怪我することもあります。いずれもメンテナンスは5年が目安です。
畳表メンテナンスの目安
4.5帖:20,000円~
6帖:24,000円~
8帖:32,000円~
フローリング補修
DIYキット:約3,000円
プロに頼む:約30,000円
価格の目安としては、畳表の裏返しや交換は安いところでは一枚あたり4,000円程度から、畳表のゴザに使うい草の質によって
10,000円を超える場合もあります。枚数に比例した課金形態が多いものの、4.5帖のように依頼数が少ない際はプラス料金が発生する場合も
あります。フローリングの場合、小さい傷であれば3,000円程度のDIYキットでもかなり目立たなくなるようです。傷が大きい場合や面積が
広い場合はプロに頼んだ方が確実な仕上がりを期待できます。擦り切れてきたり日に焼けてきたりした畳は、畳表の裏返しもしくは
表替えをして風合いや香りを取り戻すことができます。畳の表面部分のゴザを剥がしてそのまま裏返して使用するのが裏返し、
畳表のゴザ自体を新調するのが表替えといいます。5年ごとに裏返しと表替えを交互で行うのが目安となっていますが、
和室の使い道は現代では多様化しています。毎日布団を敷いて寝ていたり、子供部屋としてよく踏みしめられたりしている場合は
3年周期かもしれませんし、普段はお仏壇を置いて静かな祈りの場として使っているだけで、正月に家族が集まるくらいの
使用頻度であればもう少し長く風合いを保てると考えられます。
・外壁のシーリング、コーキングの点検、打ち替え
DIY:10,000円~(部分修繕)
外壁にサイディング(ボード状の外壁材)を使用している際、サイディング同士を繋ぐ目地シーリング(コーキング)が、
種類によっては5年程度でやせて裂け目ができたり切れ目が入ったりすることがあります。大きな切れ目からは雨水が壁内に浸み込んで
腐食につながる可能性もあります。外壁の表面塗装は10年目あたりに行うのが普通で、その際一緒にコーキングも
打ち替える(やせているだけなら打ち増しで対応する場合もあり)のが通常ですが、10年目まで持ちそうにないくらいコーキングが
破損している場合は早めに対応しておきたいものです。外壁全体のコーキングに処置が必要な場合は足場を組んでの作業が必要になるため、
業者に依頼します。その際おうちの大きさにもよりますが相場として20~40万円と少なくない出費になります。規模にもよりますが、
10年目の塗装の時までどうにかと思いながら放置するくらいならDIYで対応してしまうのも手です。必要なのはコーキング剤、
コーキングガンそしてヘラで、やり方などはYouTubeなどで検索して勉強できます。