自宅のお風呂は在来工法?ユニットバス?違いを解説!

更新日:2020.06.06
カテゴリー:コラム

 

お風呂には大きく分けて2つの種類があります。

今回は、それぞれの特徴やメリット・デメリットを解説しますので、

お風呂のリフォームを検討中の方は参考にしてみてください。

 

 

1.自宅のお風呂は、どっちのタイプ?

現代のお風呂のタイプは、大きくわけて在来工法とユニットバスの2つがあります。在来工法とは、古くから日本で行われている
お風呂場の建築方法です。対してユニットバスは、最近になってから開発されたタイプの建築方法で、
素早くお風呂場を作るのに適した方法です。マンションのお風呂のほとんどはユニットバスです。
「浴槽、床、天井のつなぎ目部分が一体化されている浴室」をユニットバスといい、あらかじめ工場で、浴槽、天井、壁、床などを
パーツごとに製造し、現場で組み立てて設置します。そのためユニットバスは防水性が高く、水漏れのリスクが少ないため、
2階以上の高さに浴室を設置する際に向いているんです。システムバスと呼ばれることもありますが、
呼び名の違いだけで、同じものを指しています。
 

2.在来工法のメリット・デメリット

ひと昔前は、一戸建ては床や壁をタイルで貼った在来工法とよ呼ばれる浴室が主流でした。
ちなみにマンションでも、築30年より古い公団住宅などでは、在来工法の浴室がよく見られます。
在来工法の浴室は下地材で防水を行ない、その上にタイルなどを貼って仕上げてあります。
工期はかかりますが、その分ユニットバスでは実現できないようなデザインでも自由にプランすることができます。
・在来工法のメリット
在来ならではの良いことは、サイズに縛られないことです。先ほども書きましたが、
在来工法は自由なデザインができることが最大のポイント!自分の個性を取り入れた、世界に1つだけの理想のお風呂を
作ることができるんです。浴槽、洗い場などの間取りや、天井、床、壁などの素材も自由に組み合わせることができ、
好みにあったバスルームが実現できます。自分が浴室に求めるものを設計段階から盛り込むことができるので、
浴室の陶器の種類やバスタブの形、ヒノキのお風呂、窓の大きさやデザインなど、
とにかく細かくお風呂場にこだわりを詰め込みたいという方には、うってつけの方法ではないでしょうか。
・在来工法のデメリット
オリジナルのものを作れる魅力的な在来工法ですが、難点は水漏れや腐食の心配があるということです。
防水下地に亀裂が入れば水漏れを起こします。 表面は綺麗であっても防水切れが起きると、マンションであれば下の階への漏水、
一戸建てであれば土台などが腐る危険性があります。また、ある程度の月日が経つと、目地が取れたり、タイルのヒビ割れ、
継ぎ目のゴムの部分 (コーキング) の剥がれなどが起きますので、早めのメンテナンスが大切です。
 

3.ユニットバスのメリット・デメリット

ユニットバスの利点は、従来のようにタイル張りや防水工事などを現場で施工する従来の工法に比べ、工期も短く、
ユニットバスからユニットバスへの交換なら1日~2日で工事を完了させることができます。また、人件費を抑えることができることや、
パーツが工場製造のため、品質に差が出ないことなどが挙げられます。今のユニットバスは一昔前のビジネスホテルにあるような
ユニットバスのイメージとは違い、デザイン的にも機能的にも優れたものが出ています。サウナ機能、浴室内自動洗浄機能が
ついているものもあります。ユニットバスの場合、家という箱の中に、浴室というもう一つの箱を組み入れる形になるので、
家と浴室の2重構造になります。この特殊な構造によって、浴室の水や温度が外に漏れだすことを防いでいます。
在来工法の浴室は、家の一部なので、ユニットバスのような2重構造にはなりません。他にもメリットがありますので、3つご紹介します。
・ユニットバスのメリット
1つ目は、掃除がしやすいことです。継ぎ目に汚れがたまりにくいよう設計したり、即乾性の高い床など、
各社掃除のしやすさに力を入れており、毎日のお手入れが楽ちんになります。2つ目は、漏水のリスクが軽減することです。
床になる防水パンが水槽のようなつなぎ目のない形になっているので、床が経年劣化で破損しにくい造りになっています。
在来工法では各所の漏水が懸念されますが、ユニットバスなら軽減できます。3つ目は、段差が小さく、誰にでも使いやすいことです。
洗い場、脱衣所との段差もうんと小さくなります。小さいお子さんからお年を召した方まで安心して入れる、
使いやすいデザインが各所に配置され、とっても使いやすくなります。
・ユニットバスのデメリット
デメリットとしては、やはり自由にできる限界があることです。特にサイズです。メーカーで用意してあるものの中で
お選びいただくことになるため、設置スペースにあわせた変形などは基本的にできません。設置スペースの形状や天井の高さが
メーカーの想定外のものですと、設置が不可能だったり、大掛かりな改装工事が必要となり、コストがかかってしまったりする場合があります。