キッチンに憧れのパントリーを作るリフォーム

更新日:2020.05.22
カテゴリー:コラム

 

キッチンをリフォームする際に、ぜひ検討したい物の一つが「パントリー(食品庫)」です。

一見、目立たないように思われがちですが、実はリフォーム後の満足度がとても高く、

「買い置き食品の使い忘れがなくなる」と話題沸騰中。

パントリーを後付けリフォームする際の費用相場や、最適な奥行き・幅について、ご紹介します。

 

 

1.キッチンパントリー(食品庫)とは

キッチンパントリーとは、「食品庫」と訳されることが多い収納スペースのことです。ホテルでは食器を収納する場所のことを言いますが、
一般家庭ではキッチンのそばに別室を設けて食品を貯蔵するのが主流です。いわば、常温でも保存が可能な食品や調味料の保管を
するためのスペース。キッチンのウォークインクローゼット、と呼んでも良いでしょう。
近年では、調理道具や調理雑貨の収納場所としても親しまれています。
 

2.キッチンパントリーのメリット

収納スペースが増えることによって、キッチンが広々と使えて片付けやすくなるでしょう。
パントリー内は壁に沿って棚が設置されているので、キャビネットや食品ストッカーと比べて、何があるか一目で把握でき、
掃除もしやすくなります。また室内と一続きであるため、室内環境とほとんど同じ温湿度をキープすることができます。
 

3.キッチンパントリーのデメリット

収納場所を確保するためには、どうしても一定のスペースが必要になります。無計画に作ってしまうと、使い勝手が悪く、
かえって無駄なスペースになってしまうことも。掃除しにくい隙間や食べカス汚れがあると、害虫発生の原因になるので、
くれぐれも配置場所や管理の仕方にご注意を。また家の構造上、設置が難しいこともあります。
まずはパントリーのリフォームが得意な業者の方と相談してみてください。
 

4.便利なキッチンパントリーの間取り(位置・奥行き・幅)

パントリーは、具体的に家のどこに設置するかで使い勝手が変わります。また、パントリー内の棚の位置が高すぎたり、
奥まり過ぎて出し入れしにくかったり、というデザインでは、パントリーの役割が軽減してしまいます。
中にはゴミ置き場になってしまったという失敗例も。収納する物、生活動線を意識して、以下の点を考慮しながら設計しましょう。
・キッチン・玄関からアクセスできると◎
パントリーのおすすめの設置場所は、玄関とキッチン両方からアクセスしやすい場所を選ぶことです。
購入した重い食料品を、キッチンパントリーまで運ぶのは大変ですよね。パントリー内に出入口を2つ設け、
玄関側からもキッチン側からも入れるようにしておけば、外で購入した物をすぐに収納でき、かつ料理をする際にはすぐに材料を取り出せます。
・奥行きは30~45cm未満がベスト
キッチンパントリーの奥行きサイズは、30~45cm位にすると使いやすいです。ワインを寝かせて保管したい場合にもちょうど良いです。
長い食材であるパスタの保管も、奥行きが30cm位あればOKです。奥行きがあり過ぎると、奥の物が取り出しづらくなり、
かえって使いづらくなってしまうのでご注意ください。
・幅(間口)は80~90cmが主流
ちなみにパントリーの間口幅は、80~90cmで設計されるケースが多く見られます。
人が食材や家電を持って出入りするためのスペースは、90cm確保しておけば充分と言えるでしょう。
・観音開きタイプの壁面収納にする方法も
上述したサイズは、あくまでも参考に過ぎません。「家の中に食品庫を作れるような空きスペース自体がない!」という方も、
あきらめないでください。壁面に、観音開きタイプの扉を取り付ければ、立派なパントリーのでき上がりです。
できれば扉の内側にも収納棚を設置しておくと、広くて見やすい収納スペースを作れますよ。
・ウォークインタイプの場合は、棚+60cmのスペースを
パントリー内を歩ける「ウォークインタイプ(出入口が1つのタイプ)」や「ウォークスルータイプ(出入口が2つのタイプ)」に
リフォームする場合は、設置する棚の奥行き+60cmの空間を確保しておきましょう。
60cmのスペースがあれば、余裕でパントリー内を行き来できます。
 

5.パントリーリフォームの費用相場

パントリーを設置する際のリフォーム費用は、ドアの有無、そして施工範囲、棚の数によって変動します。
扉がない省スペースタイプの物を新設する場合や、空きスペースに可動棚を設置する程度の工事であれば、5万円前後でリフォーム可能です。
一般的なクローゼットのような形状のパントリーを作る場合は、予算は10~50万円位と考えておきましょう。
例えば、間仕切り壁やドアも付けてパントリーを施工する場合は、1畳あたり12万5千~15万円の費用がかかります。
設置場所によっては、照明の増設工事も必要になるかもしれません。重い物にも耐えられる棚を複数付けておくと便利ですが、
棚を多く付けるほど費用は高額になるため、具体的にパントリーに収納したい物を決めておき、
予算におさまるようリフォーム会社とよく相談しながらデザインを考えていくと良いでしょう。
なお、充電するタイプの家電を収納する場合には、コンセントも設置しておくとより実用的なパントリーになるはずです。