ロフト増築リフォームで収納力アップ!

更新日:2020.05.10
カテゴリー:コラム

 

家にロフトがあるとさまざまなシーンでその利便性を実感する事ができます。収納しきれない物をしまったり、

寝室にしたりとさまざまなことに活用ができそうです。ロフトならではのメリットとデメリット、

そしてリフォームでロフトをつくる際の注意点についてご紹介します。

 

1.ロフトとは

ロフトと聞いて、屋根裏部屋のことだと思った人も多いと思いますが、屋根裏とロフトは異なります。屋根裏部屋は最上階の天井と屋根の間の
スペースを活用した空間ですが、ロフトは天井近くにスペースを作ります。そのため、ロフトは必ずしも最上階に設置されるということでは
なく、一階の天井にロフトが作られることもあれば二階、三階にロフトが設置されるということもあります。当然、屋根裏にある空間を利用して
ロフトにすることも可能です。
 

2.収納にするか部屋として使うか

リフォームや新築でロフトのある家にしたいときには、ロフトを収納スペースにするか、部屋として使うかをあらかじめ決めておきましょう。
ロフトの用途によって、リフォーム工事の仕方も変わってきます。
 

3.ロフトのメリット

・収納スペースが増える
主に天井が高い家で、収納スペースを増やしたいときには、ロフト収納をつくると効果的でしょう。床に収納用の家具を増やすよりも、
見た目がすっきりします。
・リビングに繋げると使いやすい
ロフトをつくるときには、リビングから行き来できるようにすると効率的です。来客時に、リビングにある物を一時的に置く場所としても、
ロフトは活躍します。リノベーションや新築においては、2階リビング+ロフトの組み合わせが好評です。
・スキップフロアや吹き抜けと好相性
ロフトは、スキップフロアや吹き抜けとも相性が良いです。空間を広く使いやすく、ロフトに繋がる階段もスタイリッシュに見せることが
できます。
・子供には高さがちょうど良い
天井が低くなりがちなロフトは、大人にとっては狭いかもしれませんが、育ち盛りの子供にとってはちょうど良い高さです。秘密基地のように
遊べる場所として、お子さんがいるご家庭でもロフトは人気があります。
・趣味の部屋として使っても◎
大人が趣味を楽しむための部屋としても、ロフトは利用できます。個室を増設する必要はないけど、書斎などちょっとした自分だけのスペースが
欲しいという方は、ロフトを検討してみても良いかもしれませんね。
 

4.ロフトのデメリット

・はしごの昇り降りに注意が必要
ロフトへの移動のために、階段ではなくはしごを付ける場合には、昇降時の危険性に配慮しなくてはいけません。特に収納として使う場合、
重い物を出し入れすると危ないですよね。また、ロフトを寝室として使うと、トイレへ行くときに寝ぼけて転落してしまうパターンも
考えられます。
・収納の場合、使わなくなることが多い
よくあるロフトの失敗例が、「結局使わなかった」というケースです。重い物、背が高い物は収納しにくいため、ロフトに置きたい物を事前に
決めておかないと、思っていたよりも使い勝手が悪く感じてしまいます。また、ロフトから出し入れする物をどの部屋で使うかも重要です。
移動距離が長くなってしまうと、ロフトに収納すること自体が億劫になってしまいますよね。このためロフトはリビングと繋がる場所にあると、
頻繁に使う機会が増える傾向があります。
・熱や空気がこもりやすい
ロフトの最たるデメリットは、熱や空気がたまりやすいことでしょう。断熱・換気の工事をしっかり行わないと、部屋として使うのは
難しくなります。収納としてロフトを使用する場合でも、熱や湿気に弱い物を置かないように注意しなくてはいけません。
・天井に頭をぶつけることがある
ご想像はできると思いますが、天井に高さを付けることが難しいロフトは、出入りの際に頭を天井にぶつけやすいです。高さになれるまでは、
大変に思うかもしれません。
・掃除のときは面倒
また、掃除のたびに昇り降りするの手間になります。掃除機の持ち運びや、拭き掃除の際にバケツに水を入れて何度も往復することになります。
はしごだと、さらに負担がかかってしまいます。
 

5.ロフトをつくるときの注意点

・はしごは安全性を考えて
はしごは、使用しないときに片付けられるメリットがある一方、足をかけられる部分が細いため、階段に比べるとやはり不安定。
最も安全なのは、踏み板タイプの階段状のはしごです。足場が比較的しっかりするので、バランスが取りやすいです。
・暑さと風通しの対策を
ロフトをつくる際には、換気対策や、窓やエアコンの追加工事を行うことはほぼ必須です。屋根の断熱化リフォームも必要になることが
あるので、ご自宅に最適なリフォームプランを計画しましょう。
・天井の高さは1.4m以下が理想
天井は低すぎても使い勝手が悪くなってしまうため、ある程度の高さは確保したいところですよね。しかし、建築基準法において、ロフトは
「天井高1.4m以下」とされています。たとえば、天井高が1.4m超で、階段で昇り降りするタイプのロフトをつくった場合、ロフト部分は
居室扱いになり、増築と見なされてしまいます。増築は、容積率がいっぱいの家の場合、建築基準法に違反することになってしまうため、
自治体の細かな基準を確認することが必要です。
   

個室とは少し違った、特別感のあるロフト。一般的な部屋とは異なることから、安全性や通気性・断熱性に
配慮して、つくらなくてはいけません。快適に使える工夫をきちんと行えば、暮らしやすい住まいにできるはずです。今回のお話を参考に
しながら、ロフトがご家庭に合うかどうか検討してみてくださいね。