ビルトインコンロの交換をするには? 基礎知識をご紹介!

更新日:2020.04.21
カテゴリー:コラム

 

ビルトインコンロを交換したいと思っていても、何をどうすればいいのか分からないという方は

たくさんいらっしゃると思います。そこで今回は、はじめてリフォームされる方や

少しだけ興味があるという方でも分かりやすいように、

ビルトインコンロの知っておくべき基礎知識などをご紹介いたします。

 

 

1.ビルトインコンロを交換するために知っておきたい基礎知識

ビルトインコンロの交換について考える前に、コンロそのものについてご説明します。
・3種類のコンロ
コンロの種類は大まかに3つ。鍋などに使う「カセットコンロ」、据え置きの「ガスコンロ」とも呼ばれる
ガステーブル(テーブルコンロ)、そして今回ご紹介する「ビルトインコンロ」です。ビルトインコンロはその名の通り、
システムキッチンに埋め込まれたコンロです。シンク、調理台、コンロまでワークトップという板で覆われ、全体が同じ高さになります。
フラットになることで、見た目が美しくなり、従来のガステーブルと違って隙間がなくなることで、掃除も楽です。
また、ガステーブルの場合、むき出しだったガスホースも格納されるので、傷つけてしまう心配も減ります。
・ビルトインコンロの形式
ビルトインコンロもさらに、「ガスコンロ」と「IHヒーター」と2種類あります。修理や交換の際に業者へスムーズに伝えるためにも、
事前にどちらなのか把握しておきましょう。ガスコンロは交換パーツも豊富に販売されているので、
場合によっては全てを交換しなくとも良いこともあります。
・その他交換についての知っておきたい知識
Siセンサー……2008年4月以降製造される全てのコンロに搭載されるようになった機能です。
国からの指導で搭載が義務化された『天ぷら油加熱防止装置』と『立ち消え安全装置』の2つに加え、『消し忘れ消化機能』と
利便性のある『早切れ防止機能』を備えています。始めは、火力が自動調整されることに、慣れないかもしれませんが、
温度センサーがあることで、火災や焦げ付きなど防ぐ新しいコンロです。安心(Safety)と便利(Support)の頭文字『S』と
賢い(intelligent)の『i』を取って、Siセンサーという名称がついています。
ガスの種類……ガス管を通って、各家庭に供給される都市ガスと、ボンベに入ったガスを使用するLP ガス。
ほとんどの方はガスの種類が2つあることをご存じだと思います。しかし、都市ガスはさらに7つのグループ、13種類に分けられます。
都市ガスもLPガスもガス種ごとにコンロの仕様を調整する必要があります。
ガス種と合わない製品を使用すると不完全燃焼などの事故を引き起こす場合もあるので、事前に確認しましょう。
ビルトインコンロの交換の目安……ガスコンロもIHヒーターもだいたい、8年~10年が交換検討の一つの目安となりますが、
使用頻度や使い方によっても、若干前後します。また、複数口コンロの場合、コンロごとに劣化の進行具合が変わることもあります。
不具合が発生しているコンロを使い続けると、ガス代や電気代が余分にかかることがあります。最悪の場合は事故にも繋がりかねないので、
異変を感じたら早めに交換を検討するのが良いでしょう。
 

2.ビルトインコンロの選び方

ビルトインコンロを選ぶ際には、最低限確認しておきたいポイントがあります。
・ガスコンロとIHヒーターどちらを選ぶか
まず検討するべきなのは、ガスコンロにするかIHヒーターにするのかという点です。
それぞれにメリット・デメリットがあるのでよく比較しましょう。
ガスコンロのメリット……導入費用が安い、鍋の種類を選ばない、食品を炙ることができる
ガスコンロのデメリット……火災やガス漏れの心配、掃除が面倒、キッチンの温度があがりやすい
IHヒーターのメリット……火災の危険性が低い、掃除が簡単、キッチンの温度があがりにくい
IHヒーターのデメリット……導入費用が高い、使用できない鍋が多い、うっかりヒーターの上に手が触れる、フランベや食品を炙ることができない
他にも、年配の方などからはガスコンロの方が火力の感覚をつかみやすいという意見があります。
また、IHも機種によってはガスコンロより強い火力で調理ができ、鍋が温まる時間が早いこともあります。
ご自身の生活スタイルに合わせて検討してみましょう。
・コンロ幅
国内に出回っている大半のビルトインコンロの横幅は60㎝もしくは75㎝です。これは火災予防条例のもと、条件に合うよう設定されています。
まれに45㎝幅などもありますので、交換前にしっかりと測っておきましょう。
・トッププレートの違い
IHヒーターは大半、結晶化ガラスをトッププレートに用いているため比較する必要ありません。
一方、ガスコンロは大きく分けて4種類のトッププレートがあります。ガスコンロはトッププレートで価格が変わると言っても、
過言ではありません。ご予算や目的に合わせてチェックしましょう。
ガラス……耐熱・耐久性に優れていてかつ、見た目も良い傾向にあります。その分商品価格が高いです。
ホーロー・フッ素……圧倒的な低価格から少しでも費用を抑えたい方に人気です。引き換えにカラー展開が少なく、耐久性も低いことがあります。
ガラスコート……特殊なホーローにガラスをコーティングした素材で、それぞれの良いとこ取りをしたタイプです。
ガラストップに比べ性能は劣りますが、衝撃に強いため人気があります。
ステンレス……インテリア性が高いことからここ数年で注目を集めるようになりました。
・大バーナーの位置
複数口コンロの場合、火力が強いバーナーがあります。燃え移りを防ぐために、壁側に大バーナーを取り付けるのは避けましょう。
中には大バーナーの設定がないことや、壁との距離が確保され、気にかける必要がないことがあります。
 

3.ビルトインコンロ交換方法

最近、自身でリノベーションをされる方が増えてきたものの、キッチンなどはまだまだ業者に頼む方が多いかと思います。
また、ガスコンロの場合は特別な資格がないと交換ができませんので注意しましょう。工事自体にかかる時間は
ビルトインコンロであれば最短1時間(現場の状況により施工に必要な時間は異なりますので、目安とお考えください)。
工事で1日まるまる潰れてしまうということがないので、思い立ったらパっと交換できてしまいます。