外壁材は何がいい?種類とそれぞれの特徴【タイル編】

更新日:2020.04.09
カテゴリー:コラム

 

外壁材は経年劣化の影響が大きく、耐候性やメンテナンス性が求められるほか、

「防水性・防火性・断熱性・遮音性」など、様々な機能が要求されます。

そのため、外壁のリフォームを検討する上で、「外壁材の種類・特徴」を知り、

自分の求める外壁材を選ぶことが成功のカギを握ります。

外壁材の種類は主に、「モルタル」「サイディング」「タイル」「ALC」の4つに分類され、

各外壁材によって性能や耐久性、コストといった特徴が違ってくるため、

何を基準に、どんな目的で外壁材を選ぶのか、よく考えることが大切です。

デザイン、耐久性、メンテナンス性など、全てのニーズを押さえた外壁材はありません。

それを踏まえた上で、住宅に使用される主要な外壁材の種類と特徴を見ていきましょう。

今回は「タイル」についてです。

 

 

タイルとは…耐久性に強みがある外壁材

タイルは、粘土を主成分とした原料を、板状にして焼き固めたものをいいます。それでは、タイルについて詳しく解説するために、
外壁に貼る工法、メリット・デメリットと注意点について、以下に詳しく解説していきます。

 

・タイルを外壁に貼る工法
タイルを外壁に貼る工法は、主に2種類あります。それは、サイディングと同様のパネルを下地板とした乾式工法と、
モルタルで下地を作り、その上からタイルを貼る湿式工法です。湿式工法は、1枚ずつタイルを貼っていく「圧着張り」や、
専用振動工具で張り付ける「密着張り」、ユニットになっているタイルを張り付ける「ネット張り」があります。
そして乾式工法は、メンテナンス性や耐久性の面で優れている工法です。

 

・タイルのメリット
タイルは、耐久性に優れているメリットがあります。これは、タイル自体、非常に硬くて傷や摩耗がつきにくく、
紫外線による変色や褪色といった経年劣化もほとんどないからです。さらに、ほとんど吸水しないので、汚れにくく、
雨の影響を受けにくい素材になっています。ほかの外壁材と比較しても、非常に優秀です。
また、正しく施工されれば、20年~30年以上の耐久性を発揮します。

 

・タイルのデメリット
タイルには、表面まで埋めた目地と、多少くぼみを残した「深目地」という2つの目地があります。
この2つのうち「深目地」というのが、タイルの大きなデメリットです。なぜなら、深目地の特徴上、雨水が滞留しやすく
外壁下地にまで湿気が帯びてしまうため、劣化が早くなってしまうからです。
そのため、「深目地」が使われているタイルは十分注意しましょう。

 

・タイルの注意点
タイルでもっとも注意して欲しいのは「浮き」や「剥がれ」です。これは、施工不良や継ぎ目、コーキングの劣化が原因で、
タイルの裏側に水が侵入してしまうため発生する症状です。そのため、いくらタイルの耐久性が高くても、
定期的な点検やメンテナンスは欠かせません。たとえメンテナンスが少ない「乾式工法」を採用しても、
下地のサイディングには継ぎ目ができるので、水が侵入しないように注意が必要です。
外壁材にタイルを選んだら、浮きが剥がれが起きないように、継ぎ目やコーキングの劣化に気をつけましょう。