リノベーションがエコなヒミツとは?

更新日:2020.03.21
カテゴリー:コラム

3月21日は「国際森林デー」です。
というわけで、今日はエコについて考えてみます。
新築や中古住宅の建て替えは、環境に負荷をかけます。
それを解決するのがリノベーションです。
「どうしてリノベーションはエコなのか?」その疑問にお答えします!

リノベーションがエコな理由その1:環境にやさしい

中古住宅を解体して新しい家を建てようとすると、大量の廃棄物が出ます。
それから新築着工です。
解体時よりもさらに多くの廃棄物が出ます。

廃棄物を全て合わせると、2、3トンになります。
さらに廃棄物を焼却炉で燃やすと、10トンもCO2まで発生します。

これをリノベーションで行うとします。

廃棄物の量は、22分の1になります。
そしてCO2の排出量は、0.3トンです。
9.7トンも減少し、33分の1になります。

廃棄物やCO2を減らすことができるだけではありません。
元ある資源を生かせることから、森林資源にも優しいと言えます。

リノベーションがエコな理由その2:空き家問題の解消につながる

「空き家問題」という言葉を耳にしたことがある方も多いでしょう。
現在空家数は、全国で820万戸。住まいの13.5%を占めると言われています。
しかも件数は年々増加し、昭和38年から平成20年の間に15倍にもなっています。

この空き家問題を解決する方法として、リノベーションが注目されています。
「なぜ空き家が問題となるのか?」そのデメリットを見ていきましょう。

デメリットその1、防災上の問題

愛媛県の松山刑務所から脱獄した犯人が、向島に潜伏していた事件はまだ記憶に新しいかと思います。
そのときに警察の捜査の妨げになっていたのが、まさに空き家です。
向島には1000件を超える空き家があり、持ち主も不明なため、警察が立ち入れない状況でした。

このように、空き家を放置しておくと犯罪の温床になる心配があります。
またホームレスの不法侵入や、不法投棄、放火のリスクもあります。

デメリットその2、景観上の問題

空き家が放置されることで、建物が老朽化したり、雑草が伸び放題になります。
衛生的にも良くないので、異臭が発生することもあります。
また害虫や害獣の巣になることもあるでしょう。
その一帯だけでなく、町全体としてみたときにイメージダウンになりますね。

デメリットその3、利益の損失

空き家の近くに住みたいと思う方はいないでしょう。
だから空き家があることで、周辺の土地の価値が下がります。

そして土地や建物が有効活用されないことで、機会損失につながります。
町のイメージを損ねてしまうので、地域のブランド力も下げてしまいます。

リノベーションがエコな理由その3:お財布にもエコ

中古住宅を活用するため、建築の初期費用が大幅に削減できることはイメージできるでしょう。

しかしそれだけではありません。
住宅の資産価値の目減りが少ないという特徴があります。

例えば新築で建てた場合、15年で資産価値は半分になります。
一方で中古住宅をリノベーションした場合、資産価値は15年たってもほとんど変わりません。

また中古住宅を使用した場合、市町村から補助や減税措置を受けられることもあります。

エコなリノベーションまとめ

日本では新築の需要はまだ高いです。
しかし安い家、広い土地を手に入れられるチャンスがあることから、中古住宅への注目も高まっています。
「家を買いたい!」と思っている方は、選択肢に入れてみてはいかがでしょうか?