愛猫と快適に暮らすために【隠れ家編】

更新日:2020.03.05
カテゴリー:コラム

 

猫を飼っているご家庭であれば、家族の一員である愛猫に、

いつまでも健康で快適に暮らしてほしいと考えますよね。

また、病気等の観点から、完全室内飼いというケースも増えてきています。

その場合、猫の生活スペースである家の中が、猫にとって快適でストレスのないものでなくてはなりません。

猫にとって快適であるためには、様々なポイントがあります。

運動不足を解消できるような場所が必要だったり、トイレや水の設置場所も工夫が必要だったり…。

加えて、一緒に暮らす人も快適でなくてはなりません。

人も猫も暮らしやすい家にするには具体的にどうすればいいのでしょうか?

今回は猫の隠れる場所について、どのような工夫をすれば人も猫も快適に暮らせるのかご紹介します。

 

 

1.猫における隠れ家の重要性

猫は狭いところが好きというのは有名な話ですよね。まずは、猫はなぜ狭いところが好きなのかをご紹介した上で、
家の中に猫の隠れ家を作ってあげることがどれだけ重要なのかを解説いたします。
・猫が狭いところを好む理由
一度手にした獲物を他に奪われないための安全スペースと考えているからです。狭い場所に身を伏せ、穴から外に顔を向け、
敵が来ないか観察をしながら、かついつでも逃げられる態勢をとります。自然界は弱肉強食の世界。
猫が生き残っていくためには、こうした配慮をする必要があったのではないかといわれています。
猫は本来単独で行動し、獲物を待ち伏せて狩りをする捕食動物ですが、肉食獣から狙われる被捕食動物でもあります。
ですから、獲物をとりながら身を守る行為も行わなければならないということなのです。物陰に隠れたり狭いところに入るのは、
このような習性のなごりです。室内で暮らす猫にもその本能が残っており、狭くて暗いところにすっぽりおさまって
安心しながら眠りたいのです。また、このように身を隠す反面、狭くて暗いところには獲物が隠れているのではないかと
狩猟本能をかきたてられるという説もあります。猫の祖先でもあるリビアヤマネコは、砂漠で昆虫、イタチ、ネズミといった
生き物をエサにして暮らしていたそうです。このような環境から小さな動物がもぐり込めそうな穴を見つけると、
ついつい入りたくなってしまうのかもしれません。
・隠れ家の重要性
上記の猫が狭いところを好む理由を見れば分かる通り、狭い場所は猫にとって安らぎの場所なのです。
いくら室内が安全だとしても、猫の本能には四方を囲まれた狭いところが安全なのだと刷り込まれているので、
どうしても狭いところに行きたくなってしまいます。そのため、狭くて安心できるところがないと、
ストレスが溜まってしまう場合もあります。また、多頭飼いの場合は、猫それぞれのパーソナルスペースにもなりますし、
ケンカした時の逃げ場ともなります。猫にストレスなく安心して過ごしてもらうために隠れ家は必要だと言えるでしょう。
 

2.どこにどんな隠れ家を作ってあげたらいいの?

猫にとって重要な隠れ家ですが、どこにどんな隠れ家を作ってあげたら良いのでしょうか。
まず最初に大事なのは、設置する場所です。暖かく日当たりのいい場所に作ってあげましょう。
窓辺がおすすめですが、窓の断熱性能が低く寒い場合は寄り付かない子もいますので、隠れ家を設置するのと同時に
サッシやガラスを断熱性能の高いものに交換してあげるのがいいでしょう。また、出来るだけ床から高い位置に設置すると、
猫にとってより快適です。ですが、人の手が届かないほど高くしてしまうと清掃など管理が大変なので注意してください。
続いて、どんな隠れ家にするかですが、箱のように入口以外の側面と上部が塞がっているものが理想です。
そして大きすぎず、猫の体がぴったり収まるくらいがベストです。猫は毛布のようにふかふかで柔らかいものが大好きなので、
隠れ家の中に毛布を入れてあげればさらに快適な隠れ家となるでしょう。