ベランダ・バルコニーの防水リフォーム

更新日:2020.02.25
カテゴリー:コラム

 

ベランダやバルコニーの防水加工が劣化すると、

雨水が下地に侵入して雨漏りを起こして、

家の内部へと腐食して家全体の寿命を縮めてしまうことになりかねません。

そこで今回は、住まいを守るベランダ防水工事についてご紹介します。

   

1.FRP防水

繊維強化プラスチック(FRP)を使った防水工事です。現在の新規住宅のベランダはほとんどがこのFRP防水です。
・メリット
高い防水性、耐熱性、耐久性を備えています。
硬化速度が速いので、工事は1~2日で終了する場合が多くなっています。
・デメリット
伸縮性が無いので、紫外線が長期間当たったり、地震などで建物が揺れるとヒビが入ってしまいます。
定期的に表面を塗り替える必要があります。
 

2.ウレタン防水塗装

ウレタン樹脂塗料を塗る防水工事です。あらゆる場所を塗装することができます。
・メリット
現場で仕上げる工法のため、複雑な形状のベランダを含め、すべての場所に適しています。
作業工程が簡単で、短時間で終わらせることもできます。
・デメリット
人の手で塗るために完全に均一になりにくく、経年による劣化と亀裂に弱いため、
約5年ごとに表面を塗り替える必要があります。
 

3.シート防水

防水シートを粘着テープや接着剤などで下地に貼りつけて防水します。
主に屋上のような人目につかない場所の防水に用いられます。
・メリット
FRP防水と比べて費用を抑えることが出来ます。伸縮性があるため、下地の亀裂にも柔軟に対応することができます。
・デメリット
薄いシートなので損傷しやすいです。接着させるために下地が平らである必要があります。
複雑な形状の場所には用いづらいです。
 

4.アスファルト防水

合成繊維不織布にアスファルトを含ませ、ルーフィングという防水シートを貼り重ねていく工事方法です。
主に、屋上のような人目につかない場所の防水に用いられます。
・メリット
防水性能を確保しやすく、コストもそれほどかかりません。耐用年数が長いので、
メンテナンスの回数を減少させることができます。
・デメリット
高熱でアスファルトを溶かすので、工事中に臭いが発生します。幾層にもシートを重ねていくので、
工事の手間が掛かり、工期も長くなりがちです。