キッチンリフォーム、天板の素材は何がいい?

更新日:2020.01.20
カテゴリー:コラム

 

キッチンの「天板」とは、調理や下ごしらえなどの作業を行う、カウンターのことです。

特にシステムキッチンでは、コンロやシンクとひと続きになっている場合が多いです。

天板の素材にはステンレス、人工(人造)大理石、天然石などがあり、

調理のスタイルに合わせて最適な材質を選ぶことが大切になります。

今回は、それぞれの天板素材の特徴についてご紹介します。

 

 

1.ステンレス

昔ながらのキッチン天板の主流はステンレスです。その理由は耐水性、耐熱性、耐久性に優れ、
毎日のお掃除もしやすく、それにコストの面でも魅力的だからです。
機能性においては優等生ですが、ひとつだけ弱点を上げると、素材の特性上細かい傷が付きやすいことでしょうか。
その欠点を補うために、表面に細かい凸凹をつけたエンボス加工やバイブレーション加工を施した商品が増えてきているので、
弱点も克服してきています。シャープなデザインがシックなインテリアにもマッチするので、最近また人気が高まっています。

 

2.人工大理石、人造大理石

カラフルさなどの見た目やインテリア性を重視するなら人工大理石です。耐水性、耐久性に優れています。
ただ大理石と名前はついていますが、実際はアクリル系またはポリエステル系の樹脂でできており、
安価なのはポリエステル系ですが、長く使っていく間に紫外線で黄色く変色することがあります。
汚れ落ちもアクリル系に比べよくないので、現在の素材の主流はアクリル系です。
またアクリル系の人工大理石の耐熱温度は200℃程度、ポリエステル系はもっと低いので、熱い鍋を直接置くのは止めた方が無難です。
アクリル系、ポリエステル系の違いは見た目ではわかりにくいので、選ぶ時はお店の人に聞いてみてください。
これまでは、耐衝撃性などでも少し不安がありましたが、最近の商品は改善されており、
重いものを落としても欠けないようになってきています。
カビが発生しないようにシーリングを排除した一体成型のものも増えてきており、利便性が改善されています。

 

3.クォーツストーン(エンジニアドストーン)

クォーツストーン、別名ではエンジニアドストーンと言われる素材は、人造大理石の一種で、粉砕した水晶を樹脂で固めて成形したものです。
水晶の比率が93%を超えるものを特にクォーツストーンと呼んでいます。
硬度が高いため、傷がつきにくく、耐久性・衛生面に優れています。
デメリットとしては、人造大理石より成形の自由度が低く、やや重いこと・値段が高いことなどがあります。

 

4.タイル

海外ではタイル張りのキッチンが多いので、一時期日本でも流行した素材です。
タイルなので、耐水性や耐熱性にはまったく問題ありません。
それにお店で色々なタイルのデザインを選ぶことができるので、個性的なキッチンを作るのにぴったりです。
タイル張りの大きな欠点は時間が経過すると目地が黒ずんできて、お手入れが大変なことと、
一枚一枚タイルを張っていくので施工に時間がかかることです。
費用はほとんどタイルの単価で決まるので予算には合わせやすいのはメリットでしょう。

 

5.天然石

人工では味わえない質感や自然のぬくもりを感じる素材です。
天然ものなので、世界に一つだけの模様を楽しめるという魅力もあります。
使用される石は御影石が多いのですが、重いということと、主に輸入品なので、
運搬費や施工に費用がかさみ結果的に高額になることが多いです。
施工上の注意点としては、石の継ぎ目をしっかり防水しておかないと、水が床に染みてしまう可能性がありますので、
施工実績のある業者を選ぶようにしてください。

 

6.メラミン

安価さとインテリア性を求めるならメラミン素材です。
メラミン化粧版を、合板などの上から熱を加えながら接着していくものです。
デザインも豊富で木目柄なども可能。趣味に合わせた個性的なキッチンを実現できます。
機能的には、継ぎ目がないので防水性に優れ、お手入れも簡単です。
国内メーカーのキッチンのメラミンの場合、熱に弱いので直接鍋を置いたりするのは避けた方が良いでしょう。

 

7.セラミック

セラミックは、焼き物ならではの意匠性が特徴です。熱に強く、高温のフライパンや鍋を直接置いても変色や変質がないので安心です。
また、表面は硬いので金属などでこすっても傷がつきにくく、調味料や薬品をこぼしても染み込みにくいです。