キッチンの時短テクニック 収納と動線

更新日:2019.09.15
カテゴリー:コラム

キッチンでは、買ってきたものをしまう、献立を考える、料理を作る、食器を出す、後片付けをする、ゴミを出す、と色々な家事があります。食器を戻す場所がない、いつも何かを探しながら料理をしている、消耗品がないと思ったら他の場所から出てきた、缶やペットボトルなどのゴミ箱が小さくてあふれてしまう、そんなお悩みはありませんか?
整理収納をすることで、キッチンでの家事の一つ一つがラクになります。

昨年話題になった「名もなき家事」。
消耗品の補充や飲みっぱなしのグラスを片付けるなど、小さな作業を示すこの言葉。日々の中でこれらの小さな作業が主に女性に積み重なっていることが、女性の忙しさを大きくしています。
そんな「名もなき家事」を減らす一つの方法として、整理収納がとても有効です。
今回は家事がラクになる5つのヒントをご紹介していきたいと思います。

その1.食器の収納、探さずにすぐ出せますか?
毎日使う食器、時々使う食器、来客用の食器を分けて収納していますか?毎日使う食器が手を伸ばして取る高い場所に収納されていて、時々しか使わない食器が取りやすい目の前にあったりと、ご自分の家だと使いにくいことが普通になってしまい、気付きにくいことがあります。なんだか戻しにくいな、と思う食器の収納の場合、見直すチャンスです。
毎日使う食器を出しやすい場所に収納してみましょう。
例えば毎日使うお茶碗、お椀はラクに手に取れて、戻しやすい場所へ。それだけでもラクになります。

その2.家族も手伝いやすい、わかりやすい場所ですか?
キッチンは色々な種類のものがあります。
食器、鍋、ボウル、カトラリー、キッチンツール、リネン類、お弁当グッズなど。その中でも食器やカトラリー、ゴミ袋、学校に持っていく水筒などよく使うものは家族にもわかりやすい場所にあると、手伝ってもらいたい時にラクです。
例えばお子さんのコップや食器は低い場所に置いておくと、自分で飲み物が飲めるのでママもラクです。ご飯の時に食器を出すお手伝いもしてもらえますね。
また夫に手伝ってもらいたい、という時も場所がわかっていると、洗って乾かした後の食器を戻してくれるかもしれません。
もし収納場所を変えた場合には「あれ?どこにいった?」にならないように家族にひと言伝えてくださいね。

その3.家事のジャンル別にまとまっていますか?
キッチンでの家事は様々です。
料理を作るときキッチンツールがすぐに出せる、掃除をするときの洗剤&スポンジが一緒になっている、消耗品はまとめて収納して在庫を確認しやすくしておく、というように一つ一つの家事の流れをスムーズにできるようにしておくとラクです。

冷蔵庫の写真は、調味料、ご飯のお供、飲み物、作り置きのタッパーなどざっくり分けています。
分けていることで、何がどれだけ在庫があるかすぐにわかります。
細かく分けなくてもだいたいでOKです。
翌日のお弁当のおかずの材料をまとめたり、帰りが遅くなる日に晩ご飯に使う材料を下ごしらえしてまとめておく、そんな分け方もパッと分かるので便利です。
例えばキッチンのあちこちに洗剤や消耗品(排水溝ネットなど)がある場合、まずは一か所に集めてみてください。そこからまとめてシンク下などに収納していきます。
種類ごとにまとめることが大事です。

その4.家事動線にあった収納ですか?
家事動線とは、家事をするときの人の動きのことです。
料理を作る時には、なるべくあちこち動かずに作るように収納したほうが効率的です。
探したり、しゃがんだり、高いところや遠くにあるキッチンツールに手を伸ばして取るのではなく、なるべく作る時に使うものが近くにあるとスムーズです。
食器も扉をあちこち開けるのではなく、一か所を開けて食器を出し、料理を盛り付けるとラクですね。コーヒーメーカーの近くにコーヒー豆があったほうがすぐに淹れられます。
例えば炊飯器の近くに、お茶碗があるとご飯をよそいやすいですし、お玉やヘラなどコンロの近くにまとめていると使いやすいです。家事の動きをできるだけ少なくすることは、家事ストレスや時間の軽減にもつながります。

その5.ゴミ箱のサイズ、合ってますか?
意外とゴミ捨てがストレスとおっしゃる方がいます。ゴミ箱が小さくて入りきらないという方もいるかと思います。
家族の人数、ライフスタイルによってゴミの量は違いますし、戸建てやマンション、地域などによっても分別ゴミの種類、収集日の違いがあります。
もし入りきらない場合は、容量が合うゴミ箱を選ぶために、普段どのくらい出ているのかを把握することをおすすめしています。
ちょっとおしゃれなゴミ箱を選ぶと、キッチンから見えてもサマになります。
他にも機能的なゴミ箱がありますが、お家のサイズをしっかり測ってから選んでください。また分別するものの種類もご確認ください。

ついでにゴミ袋も近くに収納しておきましょう。
ゴミ箱の後ろにファイルボックスでまとめたり、突っ張り棒で掛けたり、ゴミ箱の中に入れてもいいですね。
たかがゴミ箱、されどゴミ箱。意外とあなどれない存在です。

これらの5つのヒントを参考にして、掃除の時間を例えば10分でも整理収納に使ってみてください。
まずは使っているもの、使っていないものの見直しをしてから、収納を見直すことをおすすめしています。
だんだんいつものキッチンでの家事が少しラクになってくると思います。
元気な時も、ちょっと疲れている時も、キッチンが整っていると、気持ちも軽くなってきます。ぜひ片付けの力を味方につけてください。

日々続いていくキッチンでの家事がラクになりますように。